月次アーカイブ: 8月 2016

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さて、どうやってその相違点を埋めていくのでしょうか?

まずはアスリート。

アスリートの主張のほとんどは練習時間が欲しいということと、遠征や合宿などの費用負担、そして給与です。

ちなみに、ザッツがアスリートの競技続行を支援してくれる企業を探す場合は、基本的にアスリートに以下の内容を最低限承諾してくれることを予めお伝えします。

・基本的に週5日(週40時間)は働くこと
・引退後はその企業で継続して働くこと
・入社時の年収はその年齢の平均給与が上限
・入社後は社員として働くという自覚を持つこと

以上4つです。

次に企業には以下の内容をお願いしています。

・遠征、合宿、試合を優先
・大きな試合の前の時短勤務
・遠征費、合宿費、用具費など競技費用の一部もしくは全部負担
・遠征、合宿、試合による欠勤は出勤扱いとする
・正社員として登用する
・競技で大きな成果を出した時には報奨金
・週5日(週40時間)以上の労働は極力させない

以上の7つです。

そして、具体的にアスリートの競技費用や、休まないといけない日などをお伝えするとこんな反応が返ってきます。

「思ったよりコストはかからないし、意外と働いてくれるね。」

実は、企業はアスリートを抱えると桁違いの費用がかかり、しかもほとんど働いてくれないと思っているのです。そして、それがアスリートの雇用を妨げる要因の一つとなっています。

ちなみに1例として、とあるアスリートに挙げてもらった競技費用と労働条件が以下の通り。

・競技種目 陸上競技
・給与条件 年収300万円程度(年齢20代)
・競技費用 年間30万円程度(遠征交通費、合宿費、練習費、用具費込)
・労働条件 休日以外の欠勤:年間20日程度(主に日本代表合宿など)
      時短勤務:週1日(4~10月)+年間20日程度(大きな大会前)

どうでしょう?
意外と経費がかからず、そこそこ働く印象ではないでしょうか?
もちろん競技の内容によっては、もっと競技費用がかかったり、休みを必要とする競技もありますので、あくまでも参考例ですが、意外とこんな感じです。

もちろんアスリート側からは、もっと時短勤務や勤務日数を減らして欲しいという要望があるのですが、実際にどのくらいトレーニングをしているのかをもう一度洗いなおしてもらい、トレーニングをより効率的にコンパクトにまとめてもらうことで、意外と実現しています。

このようにトレーニングを限られた時間で行うことで、無駄なく集中して競技と向き合うことができ、また、仕事も限られた時間で効率的に集中して行うことで、業務効率化につながります。

プロやメジャー競技のトップ選手とアマチュアスポーツはそもそも置かれている立場が違うのであって、それと同じ条件と考えてしまっては、支援してくれる企業が現れないのも当たり前です。しかも、アスリートだって、プロもしくはセミプロのような条件で就業したは良いが、引退してもセカンドキャリアを形成できないという現実もある。

特に日本ランク3位以下の選手や、マイナー競技のトップ選手が、企業から支援を受けることは非常に難しい。それが現実です。
ただ、日本のスポーツをさらに強くするためには、こういったアスリートが活躍できる環境を整えて、底上げを図らなければならない。

そのためにも、アスリートも企業側の意向を理解し、そして企業側にもアスリートの現状を知ってもらうことで、お互いが歩み寄り、共存共栄をしていくようにしていかなければならないのではないかと思っています。

現実として、企業が丸抱えしていた従来の実業団というシステムは崩壊しつつあり、年々廃部に追い込まれています。そのシステムに乗っかっていた所属選手の解雇も相次いでおり、しかもセカンドキャリアの形成ができていない。従来のようにスポーツだけやっておけばよいという企業側の甘やかしと、それに甘えたアスリートという関係は、すでに崩壊しつつあるのです。

そもそもアスリートは人並み以上の集中力と、競技で培った幅広い人脈で、ビジネスマンとしても能力も高いはず。であるならば、現役中は最低限人並みに働き、引退後はビジネスの最前線で活躍できる人間になったほうが、アスリート自身にとっても良いのではないでしょうか?

そして、そのようなことが広まることで、アスリートを受け入れても良いという企業が増え、雇用が増えれば、最終的には日本のスポーツの底上げにつながるのではないでしょうか?

2020年東京オリンピックに向けて、一人でも多くのアスリートが活躍できるように、ザッツは雇用でアスリートを応援していきます!

 

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では、アスリートと企業の考え方の相違点とはいかなるものか。

まず、社会人アスリートと言っても
プロとアマ
日本1位と日本3位以下
メジャー競技とマイナー競技
個人種目と団体種目
夏季オリンピックと冬季オリンピック
などなど・・・

それぞれが置かれた立場によって、アスリートが求めてくるものと企業が求めるものは全然違ってきます。

例えば、プロとアマ。
プロは1日中競技に集中していれば良いですが、競技成績が下がれば、それでおしまいです。

なぜなら、メジャーな試合に出る回数が減って露出度が減るためです。
プロ野球やプロサッカーなどを見ていれば分かると思います。

その他にも個人でプロを名乗る人もいます。
こういった方々は自分の競技成績やマスコミなどへの露出度を武器に、企業に宣伝活動などの一環として資金を提供してもらいます。
もちろん自分で営業活動を行い、一生懸命支援先を探しておられます。
要はプロは宣伝広報活動の一環として捉えられるケースが多いのです。

対してアマは、企業や団体に所属し、その職員として給与をもらいながら、競技を続けることになります。
当然、給与は労働の対価として発生するものですので、働かなければ給与はもらえません。
もちろん競技よりも仕事が優先です。
その中で、社会人アスリートとして採用してもらえた場合は、遠征や合宿で仕事に穴を開けても大目に見てくれたり、大事な試合前に時短勤務を許してくれたりするわけです。
ですので企業は、宣伝というよりは、社威発揚や社員の団結力強化、また社会貢献活動(CSR)の一貫として捉えているのです。

ですがアスリート側からは、プロアマ問わず、世界と戦うためには週1日くらいの就業環境が良いとか、午前だけの仕事が良い、報奨金が欲しい、遠征費や合宿費用を補填して欲しいなどの要望が出てきます。
その要望自体はいいと思うのですが、アマの場合はやっぱり条件付きじゃないのかと思うのです。

アマの社会人アスリートの場合、その費用を捻出するのは、競技団体なり、所属する企業です。

競技団体はあくまでもその競技の振興を目的として作られた団体ですので、費用を捻出するのは当然だと思います。

ですが、企業はその義務もなければ、損得勘定が働かないものへ投資することなどあり得ません。
企業からすれば、儲けが出れば社員に還元するなり、事業へ投資するなりして、社業発展のためにお金を投資したいわけです。
当然、アスリートの都合だけを主張したところで、受け入れてくれる企業などありません。

そのため、ザッツでは冒頭の通り、その相違を埋めることからスタートするのです。

では、どのようにその相違を埋めていくのか。
それは次回。

 

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最近、大学を卒業してもアスリートとして続けられる就職先を探している、もしくは、社会人アスリートとしてもっと優遇してくれるところを探しているという相談を受けます。

ザッツはアスリートの就活を応援する会社ですので、もちろんそのような相談は大歓迎です。

ですが、アスリートと企業の考え方には大きな相違があります。
実はその相違をどうやって埋めていくのかが、非常に難しい問題です。
そのためザッツでは、まず相違の部分を埋めることからスタートします。

アスリートと企業が分かり合えなければ、雇用は生まれません。
アスリートを雇用できる環境が生まれなければ、アスリートが活躍することもできなくなります。

まずはその相違点を探り、お互いの相互理解を深めることが必要です。

では、その相違とは何か?
それは次回。

 

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もう5月の事ですが、私の子供たちの通う小学校の運動会がありました。

五月晴れの中、いきいきとした子供たちの様子をみていると、思わず大声を張り上げてしまいました。

さて、この運動会も含め、日本の学校体育の授業は、将来オリンピックで活躍できる選手の育成にも繋がっている、と言っても過言ではないぐらいのアドバンテージを持っています。

 

ヨーロッパなどでは、イギリスを除ば、ほとんど体育という授業はありません。

みんな、学校から帰ると各々が所属する『クラブチーム』の練習に出かけます。

となりの家の子がやっているからサッカーなど、本当に自分の特徴を客観的に見て、自身にどのスポーツが向いているかなど、あまり深く考えていません。

 

その点、日本では、幼い頃から体育という授業に触れ、球技が得意、走るのが速い、鉄棒が好きだ!などと「気づきの場」を与えてもらっているのです。

実際、体育の授業で自分の長所を見つけ、オリピックに出場した選手もいます。

また、学校体育としてだけで終わらせるのではなく、その後も地域コミュニティがもっとサポートして行く体制を作る事が、大切だと思います。

企業に頼り切りでは、日本スポーツのさらなる発展は望めないように感じます。

 

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